八木沢会場の断続的な大雨により、伝統芸能競演は中止になりました。 また田中まさよしセッション「わしゃんど」については沖田面会場音楽室にて13:30から取り行われます。 秋田駅からのシャトルバスは運休、13:00に道の駅発のシャトルバスが運行されますので、お問い合わせの上、気をつけてご来場ください。 KAMIプロ・リスタ実行委員会 棚田を舞台に、復活を果たした八木沢番楽のほか、村伝承の伝統芸能やゲストが競演します。
また上小阿仁村出身の和太鼓奏者である田中まさよしによるセッション「わしゃんど」をご披露します。
日時:8月31日(土)13:00~
会場:八木沢会場 棚田舞台 ※雨天時会場変更あり
出演:八木沢番楽、大林獅子踊り、小沢田駒踊り、ゲスト団体、田中まさよし
当日は、秋田駅東口からのシャトルバスが運行されます。 予約制のため、ご利用の方を考えている方は、イベント前の金曜日17時までに下記までお申し込みください。 ※ イベント時間に合わせ出発時間を調整します ※ お申し込み先:実行委員会事務局(0186-77-2221)、メールの場合は(kikaku@vill.kamikoani.lg.jp)まで
出演団体
八木沢番楽保存会「八木沢番楽」
八木沢番楽の由来は文化10年(1813年)に村田徳助が阿仁根子から八木沢に集落を開拓して移り住んだ時に伝えられています。ゆえにその伝承せしめた根子番楽と同一形態です。演目は裏表12舞の24舞あります。
平成22年に20年以上途絶えていた八木沢番楽が番楽保存会、八木沢集落住民、地域おこし協力隊(桝本氏、水原氏)の協力と指導のもと練習を重ね、上小阿仁中学生らによって復活を果たしました。
現在は、「露払い」、「鞍馬」、「曽我兄弟」の演目が披露されています。
小沢田伝統行事保存会「小沢田駒踊り」
駒踏みは、岡崎の戦い(現・愛知県岡崎市)における出陣、乱戦、終戦の場面を演出したものと伝えられています。
戦前は3匹獅子舞、大名行列を伴った小沢田獅子踊りとして行われていました。昭和57年に駒踊りと奴踊りを復活させ、現在の小沢田駒踊りとして演じられています。
内容構成は、駒のブッコミ入り駒、乗り違い、廻りヤッコ、米つきヤッコ、とばしヤッコなどです。
太鼓や笛のほかに、うまかた節、追分、万歳なども余興として行われていました。
大林獅子踊り保存会「大林獅子踊り」
獅子踊りは、悪魔祓いとして、また、五穀豊穣を願って行われたといわれています。
上小阿仁村においては、かつては各集落に獅子踊りが伝統芸能として伝承されていましたが、現在は、大林集落を除いて中断しています。大名行列、小獅子による3匹獅子舞、大獅子による神楽、駒踊り、ヤッコ踊り、棒踊りがセットとなっています。
大林獅子踊りの起源は不明ですが「家史助左衛門誌」によると天保14年(1843年)には獅子踊りはおこなわれていたことが示されており、近隣の村々へ踊り歩いたことがうかがわれます。上小阿仁村の夏を飾る踊りとされています。
田中まさよし(和太鼓、作曲、編曲)
秋田県出身。和太鼓をはじめとした世界各国の打楽器を操る。
ダイナミック且つカラフルなプレイスタイルで多種多様なアーティストの現場を彩る。規模の大小を問わず国内外での文化交流事業に多く携わる。2012年の和楽器による中東ツアー(エジプト、イスラエル、パレスチナ)、2016〜2018年の無声映画ヨーロッパツアーは現地メディアでも絶賛され、2015年、2018年のラオスジャパンフェスティバル(Vientiane)ではAlexandra Bounxoueiらとの共演で好評を博した。2015年よりトライバルフュージョンを基調とした作風でYOSAKOIチームへの楽曲提供、他アーティスト作品での編曲を始める。
中川 えりか(二胡・唄/作詞・作曲)
10歳から声楽をまなび、2004年サウスサイドレコードより歌手としてCDデビュー。同時期に二胡と出会い、日本人では数少ないプロの二胡奏者としても活動を展開。「ツイン二胡と歌」という独自のスタイルでジャンルを超えて支持を集め、両国国技館での民謡イベントにゲスト出演、本場中国にて三年連続のワンマン公演を行い会場の来客数記録を更新。活躍の場を国内外で展開しながら、演劇や舞踏、声明など他ジャンルとのコラボレーション作品を創出。
佐々木知子(キーボード)
音楽教室講師 電子オルガン奏者を経てAターン。北秋田市で音楽教室を主催。
『サウンドツリー』『日活倶楽部』『アスパラダイスオーケストラ』
『能代超新星ポップスオーケストラ』に所属する傍ら、バーディグリーンミュージックでのバックバンドを勤めるなど、で地域に根ざした活動を続けている。
高校時代の田中に楽典とピアノの指導をした師でもある。